完璧主義でネガティブだった時期を経て、Resfeberでポジティブに仕事を楽しむメンバーの成長記
written by 田野百萌佳
「旅するように働こう!」という言葉を掲げ、福島県郡山市で営業代行業を営む株式会社Resfeber(レースフェーベル)。前回、代表の服部好恵さんにインタビューし「失敗を面白がれるくらい挑戦することが大事!」という価値観を伺いました。今回は服部さん同席のもと、メンバーの三本松有紀さんにお話を伺いました。もともと「失敗しちゃだめ!」という考えを持っていた有紀さんがポジティブになるまでの成長秘話、そしてこれから目指す姿に迫ります!
三本松有紀さん
介護士を経て、2021年11月にResfeberへ入社。 4歳の娘さんを育てながら仕事を楽しむ働くかっこいいママ。 「仕事もプライベートも全力で楽しんでいるロールモデル」を目指し大成長中!
服部好恵さん
株式会社Resfeber(レースフェーベル) 代表取締役
大学卒業後、数社を経て2017年にResfeberを設立。
バスケと旅行と唐揚げをこよなく愛する。
「何をやるかより誰とやるか」という社風に惹かれ、Resfeberへ入社
ーーーResfeberに入るまでの経歴を教えてください!
三本松有紀さん(以下、三本松):高校を卒業してホテルに就職し、出産を経て介護士をしていました。高校生の時から介護職に興味があり勉強していたのですが、収入面で安心できる仕事を探した結果ホテルの接客業を選んだんです。でもやっぱり介護職を諦めきれなくて、出産後に転職して1年ほど介護士として働いていました。
ーーー介護士さんだったんですね!ずっと興味をもっていた介護の仕事に就いた後、なぜResfeberに転職したのですか?
三本松:念願の介護士になれたものの、就職した会社の人間関係が良くなくて。最終的には会社の人と話す度に手が震えるほどになってしまったんです。
でも本来は人と関わるのが好きだし、新しいことにも挑戦したくて。思い切って転職することにしました。
郡山市で楽しく働けそうな会社を検索している際に、たまたま見つけたのがResfeberの求人でした。HPを見てみたら、ただただ楽しそうで!「何をやるかより誰とやるか」を大事にしてる会社なんだな、というのが滲み出ていて、思わず応募してしまいました!
とはいえ、その時はまだ「本当にそんなに楽しく働ける会社なんてあるのかな?」と半信半疑でした。(笑)でも会社に訪問して社内でミーティングの様子を見学させてもらう機会があって。会社の会議って厳粛なイメージを持っていたのですが、みんなでワイワイ楽しそうに会話しているのを見て「自分もここで働きたい!」と思い入社を決めました。
ーーー服部さんは、代表として有紀さんと面接してどんな印象を受けましたか?
服部好恵さん(以下、服部):何かを変えようとしている姿勢を感じました。
いくらスキルがあっても成長意欲がない人もいると思うんです。スキルは入社してからいくらでも身につけられると思うけど、仕事に対して夢中になることを教えるのって難しいですよね。
当時有紀ちゃんは、自分に自信があるわけではなかったと思うんです。でも、本気で「何かに一生懸命になってみたい」「仕事に夢中になってみたい」と思っているのがわかった。うまく話していたわけではないけど、表情から「仕事に対する姿勢」を感じたんです。
三本松:嬉しい...!たしかに入社前の私は今ほど明るくなかったと思います。(笑)
そんな時に出会った好恵さんが「憧れの存在」になって。「私もこんな風に仕事を楽しんでいる人になりたい!」と感じたのも入社理由のひとつです。
まるで文化祭!一人ひとりが「楽しい雰囲気で働こう」と心がけている環境
ーーー入社してからはどんなお仕事をしていますか?
三本松:簡単に言うと、企業様の営業代行ですね。お客様の商材の販売方法を企画、実行してみたり。イベントの企画や販売の現場を担当することもあります。私は主に食品商材を担当しています。
ーーー前職とは全く違う職種で、まさに新しいチャレンジの真っ只中ですよね!
三本松:そうですね!営業も企画を担当することも、この会社に入って初めての挑戦でした。1つの案件に対して社内で3,4人のチームを組んで企画するのですが、毎回文化祭みたいにみんなでアイデアを出し合ってワイワイしながら実行できて楽しいです!
ーーー文化祭!最高ですね!特に印象に残っている企画はありますか?
三本松:最近、郡山で一番大きな百貨店様が主催する「パンフェス」の運営に参加しました。具体的には、パンの配置を決めたり、販促物を用意したり。実際に売り場にも立ちました!
どうしたらお客様にパンを手にとってもらいやすいか試行錯誤するのがとっても楽しくて、自社の商品を売っているような気持ちにまでなってきて。(笑) 結果お客様もたくさんいらっしゃってパンもすぐに完売して大成功でした!
社外だけではなく社内で企画を出すこともあります。
例えば私がキャンプ好きなので、泊まりがけでキャンプをしながらミーティングするというのをふと思いついて。好恵さんに提案したら「いいね!」と言ってくれて、今みんなで計画しています。
ーーーお〜!入社前に見ていた、楽しく働く環境は本物だったんですね!
三本松:はい!本当に社員一人ひとりが、自分から「楽しい雰囲気を作ろう」と心がけているんですよ。
社員同士の信頼関係も強いです。好恵さん含めみんな下の名前で呼び合っていて、話しかけにくい人がいないんです。出た意見に対して否定されることがないので、ちょっとしたことでも重めの内容でも遠慮なく相談し合えます。
ーーー温かい環境ですね!
「どんどん失敗しよう」というポジティブ思考が感染し、大成長!
ーーー入社前に抱いていた印象とのギャップを感じることはありませんでしたか?
三本松:悪いギャップは感じたことないですね。
良いギャップを感じたのは、「失敗してもいい」という価値観かな!
ーーー「悪いギャップがない」ってすごいですね!「失敗してもいい」という価値観にギャップを感じたというのは?
三本松:もともと完璧主義者で、「失敗しちゃだめ!」と考えるタイプだったんです。行動する前から「私にはできないだろうな」とネガティブに考えてしまうことも多くて。
でもこの会社には「失敗は成長するためのステップだから、どんどん失敗しよう!」という価値観があります。そんな環境で新しいことにどんどん挑戦させてもらううちに、うまくいかないことがあってもポジティブな側面から捉え直せるようになりました。もちろん不安を抱くこともあるけど、それも成長の一歩として楽しむようにしています。色んな仕事を任せてもらえるワクワクの方が勝つようになり、おのずと結果もついてくるようになりました!
ーーー素敵!服部さんから見ても有紀さんが成長していくのを感じていますか?
服部:めちゃくちゃ感じますよ!短期間で本当に変わった!まず、入社2,3週間で表情が明るくなってきて、自信がつき始めているのを感じました。1ヶ月くらい経つと堂々と意見が言えるようになって。今はみんなの前で発言もできるようになったよね。
そういう変化を見るのが私のやりがいにもなっています。
あと、有紀ちゃんの一番いいところは素直さ。アドバイスをまっすぐ受け止めてすぐに行動に移せるからこそ成長が速い。すごく信頼しています。
ーーー短期間で目に見える変化があったのですね。その中で有紀さんが入社後一番やりがいを感じたのはどんなことですか?
三本松:人材育成を任せてもらえるようになったことですね。
Resfeberのステップアップ基準の1段階目が「人材育成を任せられるか」なのですが、今までリーダー経験がなく、自分がそのステップに行けるイメージが持てずにいたんです。
「人材育成をする立場になったら失敗は許されない」「失敗しているうちはいいチーム作りなんてできない」という考えが成長を足止めしていて。
でも同じチームの上司や好恵さんに相談するうちに、みんなのポジティブ思考が移ったんです。(笑)
できるかどうかわからなくても成長のチャンスだと捉えて、進んでリーダーシップをとるようになり、人材育成ができるフェーズにステップアップすることができました。
ーーー「どんどん失敗しよう!」という社風が、有紀さんご自身の成長につながっているんですね!服部さんは有紀さんからの相談にどんなアドバイスをしたのですか?
服部:「完璧な姿を見せることが人材育成、というわけではないんだよ」という話をしました。社会に出たら「これが絶対に正解」なんてものはないし、白か黒か、ではなくほとんどのことがグレーじゃないですか。有紀ちゃんに限らず「メンバーにいいとこ見せなきゃ!」と肩肘張ったり、「人の上に立とう」とするリーダーの方はけっこういると思います。でも大事なのは、いいところを見せようとすることよりも、「人の役に立つ」こと。「この人も完璧じゃないけど頑張ってるんだ!一緒に頑張りたい!」って思ってもらう自分になること、なんじゃないかと私は思う。だから「失敗してもいい。次々チャレンジしていく姿をみせてほしいんだよね」と伝えたよね。
三本松:このアドバイスをいただくまで、自分からメンバーに気持ちを伝えることもあんまりしなかったんです。弱みを見せるのを躊躇っていたというか。
でも今では、お互いにお互いの話をするということを一番大事にしています。私の上司も私に意見を求めてくれるので、私もメンバーからフィードバックをもらうようにしています。自分が育成するというよりは、一緒に成長していく関係を目指しています。
ーーー人材育成の概念が覆されました!
働くママのロールモデルとなって、仕事もプライベートも全力で楽しめる環境を作ることが目標
ーーー有紀さんのこれからの目標を教えてください!
三本松:男女共に働きやすい、そして働く時間に限りのあるママさんたちも夢を持って楽しく働ける環境を作っていきたいです!そして、私自身が仕事もプライベートも全力で楽しめるということを証明するロールモデルのような大人になりたいです!
ーーー会社を作る側の目線なのがかっこいいです!なぜそう考えているのですか?
三本松:自分がママとして働く時間に限りがある中でも成長できる環境に助けられているから、今度は私自身が助ける側になりたいなって。実は、将来経営者になりたいとも考えてるんですよ。経営者になって職場内に保育園を作りたい。とにかくママが働きやすい環境を作りたいんです!
服部:いいねえ、めっちゃいい!女性が働きやすいところって男性も働きやすいと思うんです。女性が家庭と仕事を両立できる環境って、やっぱり少ないんですよね。夢を追いかけると生活に負担がかかる、生活を考えると夢を諦めなくちゃいけない、という方ってまだまだいると思う。そういう中で仕事もプライベートも全力で楽しんでいるロールモデルを目指すってかっこいいし、尊敬する!
ーーー経営者としてアドバイスはありますか?
服部:そうだねえ...諦めずにやることかな!(笑)
でも諦めずにやるにはその過程が楽しくないといけない。なので、目標を叶えるまでの1つひとつの過程を楽しむことを忘れないでほしい!
三本松:わかりました!
ーーーでは最後に、今後レースフェーベルに入社する方に向けて、お2人からメッセージをお願いします!
三本松:私もそうだったのですが、すでに社内に楽しい雰囲気があるので、ぜひそこに乗っかってほしいです!
服部:たしかに!大人になればなるほど未知の領域に入るのって不安ですよね。でも、わからないことも興味を持って楽しんでみる、ノリ良く乗っかってみる、自分から好きになるって大事。そうすると自分の価値観も広がり成長に繋がると思います。だからもしResfeberに興味を持ってくださったら、あんまり難しく考えずに乗っかってきてもらえると嬉しいです!
取材後記
前回の記事では服部さんの価値観を中心にお伺いしましたが、今回はその価値観を浴びながら実際に働く有紀さんのご活躍の様子を伺うことができました。
一人ひとりが「自ら楽しい雰囲気を作ること」を心がける環境で、自ら良い方向から物事を見直しながら成長し、さらには自分が楽しく働くロールモデルを目指す有紀さん。
仕事を楽しむためには、楽しく働くメンバーが集まる会社の風土自らの物事の捉え方を変えてみることとそれを促す環境のどちらもが必要不可欠なんだな、と感じました。
有紀さんのように「何かを乗り越えて、働くことに夢中になりたい!」という想いを持つ方!ぜひResfeberをチェックしてみてください!
株式会社Resfeber ホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/lyqgy/
求人情報
https://hr-hacker.com/resfeber